HIROum’s ガレージライフ

自由気ままにガレージライフ!多趣味なので、色々手を出していきます!

ガレージ修理>シャッターレールの補修 その1

皆さんこんにちは。

HIROumです。

今回は、ガレージ(築40数年)のシャッターの補修について、書きたいと思います。

 

《破損部詳細》

・鉄製の手動上下昇降型シャッターのレールの腐食による一部欠損

 

《事前検証》

では、破損部分について、調べてみましょう。

 

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シャッターのレール部の一番下ですね、ここが腐食して、ボロボロになっております。

すぐ横の鉄骨も若干の腐食がありますが、表面の錆取りと、表面保護だけでいけそうです。

レールは、錆で朽ちてしまっている部分があるので、一部除去して、何かしらでレール部分を再構築しないといけなさそうです(汗)

 

《補修方法検討》

1・まずは、錆の除去。

これを怠ると、またすぐにそこから錆が広がって、同じ状況になってしまいます。

そのため、面倒でも、きっちりと処理する必要があります。

(ここに時間と労力が持っていかれそうだな……(ーー;))

 2・腐食部の再構築

朽ちた部分は除去し、欠損した部分を作り直す(再構築する)必要がある。

ここは、シャッターが上下するための道であるため、さほどの強度は必要ではないと思われるが、屋外であるため、腐食する(もしくは腐食に弱い)ような素材は敬遠すべきと考えます。

 

□構造解析□

では具体的にどういった構造なのか、もう少し詳しく調べてみましょう。

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レール部を真上から見た簡略図です。

 

上図の通り、アプローチする部分を3つに色分けしました。

赤い部分がガレージ本体の柱(鉄柱)、青い部分がレール内側で、黄色部分がレール外側としました。

実際には、黄色と青の部分は一つのパーツなんですが、今回の補修ではわかりやすく分けました。

 

まず赤い部分の柱、ここは表面が錆びて腐食していましたが、穴が開くようなこともなく、錆びた部分を除去するだけで問題ないと判断しました。

(これは、柱の鉄骨が非常に分厚い鋼材を使用しており、めっちゃしっかりしていたため、逆に手出し出来ないことが分かったためです。)

 

次に青いレール部です。

ここは柱と対照的に、薄い鉄板で出来ており、腐食でぼろぼろなため、再利用不可な個所は除去して、別部品で作り直した方が良いと思われます。

ちなみに画像撮影後に、周辺を清掃しておりました所、エアブロアの風圧で朽ちた部分が飛び散ってしまいました。

ちょっとコンプレッサーの圧力を上げすぎたのもありますが、鉄って錆びるとこんなになるんだという勉強になりました。

 

最後に黄色いレール部です。

ここは一番外側になるため、ちょっときれいにしておきたい所です。

残念なことに、清掃していて、内側が結構錆びてしまっていることが発覚。

ただここを継ぎはぎすると、シャッターの動きに影響が出そうなため、なるべく躯体は残したままの方が良さそうな感じです。

内側を防腐処理をして、外側に補強を行う感じですかね。

 

◇再構築案◇

その1

余りもののアルミサッシの端材などで、レール部分を形作る。

 幸いに、と言いますか、まだ倉庫内が完全に整理出来ていないため、父の残したお宝(ガラクタ)が多数ある状況でして……。

 そこから適当な端材をあてがって、修繕する。

●利点

在りもので済むため、材料費がかからない。

アルミでもそこそこの強度が保てることが期待できる。

 

●難点

アルミは柔らかいため、一見加工はしやすいのですが、板金が効かないため、きっちりサイズがあわないものは後からの修正が大変。

 

その2

アクリルや塩ビなどの樹脂素材で、欠損部を再構築する。

 

●利点

錆びや腐食に強いため、手入れが楽

●難点

アクリルは単価が高く、加工するのに技術や道具が必要になる。

塩ビは丸い(筒状)形状のものが基本になるため、今回のレールには不向き。

 

 う~ん……。部位ごとに修理方法を変えていく感じになるのかな?

同じ形のレールが入手できればいいのですが、ちょっと無理っぽいですね。

これは、もう少し調べないといけないと思われます。

 

と言うところで、次回に続く……。のか?(汗)