今週のお題「最近見た映画」→鬼滅の刃 見に行ってきました!
今週のお題「最近見た映画」
今話題(もう遅い?)の映画『鬼滅の刃 無限列車編』を見てまいりました。
元々のアニメ公開時から好きになっていた作品でしたが、このコロナ過のご時世、なかなか映画館に足を向けることが出来ずにいましたが……。
仕事の都合で、平日にお休みをとれたために、意を決して映画館へ!
いきなり話が逸れますが、映画間で見る映画と言うのは、何というかちょっと特別感があって、すごく好きなんですね。
でも、値段的におひとり様1800円とかになると、3人の子持ちにはなかなか辛いわけで……。(^^;
しばらく遠ざかってましたが、平日お休みも取れたし、月曜は近くのイオンシネマがお得な料金で利用できるし、久々のお一人様って事で許して貰いましょう。
そんな言い訳を自分にしながら、いざ劇場へ!
流石に公開から1ヶ月以内なので、そこそこ満席近くでしたが、運よくいい席(ど真ん中が好き!)が取れて、ソーシャルディスタンスもあって、左右誰もいないという幸せな環境……。
ちょっとコロナに感謝(不謹慎で失礼)
―――(ここから先はネタバレですので、自己責任でお読みください)---
さて始まりました。
設定は、アニメ1期ラストで、無限列車に飛び乗った所の続きってことですね。
炎柱(えんばしら)である煉獄杏寿郎と合流し、旅が始まる。
煉獄さんのキャラが立ってて、頭から笑える、鬼滅の刃らしい雰囲気。いいですね。
そうこうバタバタしてるうちに、鬼の登場。
12鬼月の一人、下弦の壱。魘夢……。
読み方が分からん!
調べると”えんむ”と読むらしい。
と言うかこんな漢字があるんですね。
ちゃんと”鬼”って入ってる。
眠り鬼らしく、人を眠らせる能力があるんですね。
皆、罠にかかって眠りますが、それぞれが見る夢がまた個性的で、善逸はお花畑だし、伊之助は相変わらずだし、でここまでそこそこまだ和やか。
煉獄さんはちょっと事情が違って、悲しめな夢だったですね。
でも、彼の中ではいい夢って事なんでしょう。
問題の炭治郎……。
案の定、死んだ家族との再会ですやん……。
もうこの時点で、私涙ボロボロ……。
このまま寝てるところをサックリかと思いきや、慎重な鬼は、心の”核”を壊しにまた一細工。
慎重と言うか、手間をかけます。
さすがの炎柱である煉獄さんは、自身の生存本能で寝たまま窮地をしのぎます。
ここでも人の心の中って、色々なんだな~と感じさせられましたね。
心の”核”は無意識領域にあるって設定で、侵入者が探して壊そうとするのですが、
伊之助と善逸の無意識領域での展開は、何というか恐怖映画のような仕立てになってしまってましたね。
特に善逸は、夢の中への侵入者に対して、無敵の強さを見せてましたね(笑)
一転、炭治郎の夢はと言うと、もう神様かってくらいでしたね。
これは、ぜひ作品を見て貰いたい所なのですが、まさに神対応!
そりゃ侵入者も改心するわ……。(涙)
意味わかんないですね(^^;)
なので、ぜひ見て、感じて下さい。
なんやかんや(禰豆子の活躍もあり)で、何とか眠りの呪縛から解放されて、単一敵である鬼(下弦の壱。魘夢)の所に切り込んでいきます。
ここでも鬼の術=血鬼術(”けっきじゅつ”と読む)によって、眠らされては起き、眠らされては起き、炭治郎の根性といいますか、精神力と言いますか、見せてくれます。
(自らの夢から覚めるための方法が、なかなかにエグイのです。)
ちなみに、眠ったときに見せる夢は、鬼の思うままで、この時は心をえぐるようなのを見せてきます。
多分私なら心折れてしまうだろうというのを、炭治郎にお見舞いしてくれます。
でも、炭治郎折れません!怒ります!!
夢という認識があるから、という見方もあるかもしれませんが、家族を信じてるから出る怒りなんでしょうね。
『俺の家族を侮辱するな』と、また夢から覚醒して、戦います。
このくだりで、もう私涙ボロボロ……。
マスクしてて良かったけれど、涙や鼻水でえらいこっちゃな状態でした。(^^;)
一つ飛ばしで隣に座っていたお子さん、おじさんの体の震えが伝わってたらごめんなさい。
その後、何とか夢から覚めた伊之助と煉獄さんの助けもあり、魘夢を撃退します。
車両は脱線しましたが、乗客は全員無事。
炭治郎も呼吸法を使った自己の治癒というのを、煉獄さんに教わり、終わった~って思ってたら、まだ終わりじゃなかった。
そう、ポスターやTV CMで見た煉獄さんと戦ってたあの鬼。忘れてました。
12鬼月 上弦の参 猗窩座(あかざ)
説明しよう!12鬼月とは、上弦と下弦それぞれ6人づつの12人で構成されている、鬼の頂上である鬼舞辻無惨に選び抜かれたいわゆる精鋭達の事で、数字が小さいほど強い。さきほど撃退された下弦の壱は、下位6人のてっぺんって事になります。
先ほどの戦いで、炭治郎たちはボロボロになってしまい、ろくに動けません。
上弦の参という、とんでもない強さの鬼が出てきたため、煉獄さんと1対1のタイマンが始まります。
と言いますか、この鬼、戦いながら煉獄さんを鬼にスカウトします。
ありていな言い方をすると、”格闘バカ”です。
死なせるには勿体ないから、鬼になって、俺と戦って、もっと強くなろうぜ!的なやつです。
当然と言うか、煉獄さんは応じず、人は限りある命であるから、はかないからこそ尊く、美しいといった持論を展開しつつ、傷つきながらも諦めず、その姿を炭治郎と伊之助の目に焼き付けるかのように戦います。
鬼と人との違いもあり、切られても回復する鬼に対して、段々と煉獄さんのダメージが蓄積していき、やばい空気が漂い出します。
まじか!?だめなのか?と思っていたら、煉獄さんまだ底力残してました。
大技繰り出し、鬼に切り込んで……、決まったか?あれ?どうなってるの?
と、状況が分からずにいると静かにアングルが変わり、鬼の腕が煉獄さんの体を貫いていました。
嘘ですやん!さっき刀で肩口からざっくりいかれてましたやん!(涙)
などと思っていたら、そのままの体制で『捉えたぞ!』って鬼の首に太刀を振る煉獄さん!
気が付けば辺りがうっすらと白み始めて、朝の気配も近づいて来ます。
焦る鬼!鬼をとらえて離さない煉獄さん!
何だかこのまま鬼を討伐できそうな雰囲気を感じ出して来たところで、炭治郎がよろよろと走り出し、動けずにいた伊之助に動けと叫びます。
が、二人の加勢むなしく、鬼は腕を引きちぎり、森の中へ逃げてしまします。
逃げる鬼の背中に日輪刀を投げて刺した所で炭治郎が叫ぶ!
『逃げるな!卑怯者!』
鬼の側のフィールドである夜の中で、俺たちは戦ってるんだ。と……。
結局、煉獄さんの命をかけた戦いも、鬼の逃亡と言う形で幕を閉じることになります。
呼吸法でも止血も治癒も出来ないほどに負傷してしまい、もう助からない事がわかっていた煉獄さんは、炭治郎を呼び、最後のお話をします。
それが終わり、いよいよ命の火が消えるその時、死んだ母の姿が現れました。
自分はその役目を全うできたのか?その問いに答えるように、母はほほえみます。
命を燃やし切り、己の一生を全うした漢の顔に笑みが浮かび……、天に召されます。
もう涙で前が見えません(ノД`)・゜・。
柱一人の命と引き換えにしても、倒せなかった12鬼月の上弦の参。
この知らせは、すぐに他の柱たちにも届き、それぞれの心に波紋を残します。
そしてエンドロールが、LISAさんの”炎(ほむら)”とともに流れます。
彼女の声は、物凄く感情豊かで、この歌に魂を込めて歌って下さっています。
煉獄さんの思い出が、原画調の挿絵で現れては消え、歌と共に頭に流れ込んできます。
かなり秀逸な作りこみであると感じますが、監督がここで視聴者に何を訴えたかったのかを考えようとしましたが、感情が溢れてしまって、冷静に処理できませんでした。
下記に、LISAさんの”炎”の動画を貼っておきますので、ぜひご参照ください。
見終えて、の感想はというと、人間の生と死や、家族とは何か?など、考えさせられるところが非常に多いな、と感じました。
語り始めたら、哲学や宗教みたいなエリアに入ってしまいそうなのでやめますが、単純に大事な人と一緒に見て欲しいかもしれない。
親子で、とか、恋人同士で、とか。
仲のいい友達でもいいと思います。
僕は今回一人で見に行きましたが、子供たちに見せたい作品が一つ増えました。
かなりネタバレな内容で書きなぐってしましましたが、あくまで個人の感想として書きましたので、”セリフ違うやん”とか、細かな間違いはあるかと思いますので、生暖かい目で見てやって下さい。
以上、最近見た映画について、でした。